小鳥庵

カテゴリ:詩 うた( 69 )




大地の水

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わたしはその乾いた大地を生き返らせることができるだろうか


いつも何かをこころの奥にしまって

かなしみを
自分自身からさえ遠く隠して

わたしたちは生きている
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by hiromiwithk | 2007-08-09 01:58 | 詩 うた

アリンコになる

モシモ ナクシテシマッタラ

僕ノ カラダキット
シュルシュルシュルシュル

音 タテテ

オオキナソウジキニスイコマレテ
キエチャウヨ


ナクナッチャウナンテ
イヤナンダ


コンナニモ
カラダガアリンコニナッチャウクライ

コンナニモ

大切

ダッタナンテ







ダケド
アリンコノ世界カラダッテ

ボク
キミノコトズット

ズットダヨ

大切
キミガ


大切


雨ガフルナラ
ハッパノウラカラ
キミヲミテルヨ
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by hiromiwithk | 2007-08-04 03:07 | 詩 うた

箱の中身

君は壊れた箱を必死でかくしていた
後手に
だいじなものを守るように


箱の中身は なあに?




遠い国では小さなものたちが氷に沈み
足の踏み場がないほど
もう要らないといわれたモノたちで地面は埋め尽くされる


世界が壊れていくのに
世界は壊れていくのに


どんなまほうを使えば
もう2度と壊れない箱に
優しいきもちをつめて

なにもかくさない笑顔であなたに出会えるだろう



いつか
なにもかくさない笑顔で
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by hiromiwithk | 2007-08-04 01:46 | 詩 うた

キヨキイッピョウヲ

ぼくのこころのそこにはべたべたした灰色のかたまりみたいなものがあって
それを手にとってさわってみたらなんだかとても変なにおいがして
あのひとやこのひとがこれをいやがるから
ぼくはそんなものがそこに存在しないかのように

白いようふくをきて
お祭りで買った変なお面みたいなものをかぶって
ぼくじゃないほかの だれか
みたいな顔をして
あのひとやこのひとから1票
2票 

大きな音をだして
演説して回るへんなくるまみたいに
ぼくに1票を もう1票を まだまだ1票を もうひとつ1票を
ください と

ほんとうはこんなに
へんなにおいなのにな


知らないうちにべたべたは
ちょっと固まってこびりついている

まちがって貼り付けたシールをはがす時には
ドライヤーであっためながらはがすと うまくいくんだよ



あったかい風をあびながら
しばらくボンヤリしていたら
いつかきれいに流れるのかな
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by hiromiwithk | 2007-07-31 23:13 | 詩 うた

ゆめ

最終電車の音が聞こえる
25時の部屋
今日はどこでなにを 見てきたの
聞かせてよ
君のきおくを食べて
僕は眠ろう
夢じゃなくても いいから


太陽がいまどこかで
ちいさないのちの始まりを照らすとき
僕は


僕は眠ろう
僕は・・・

明日晴れかな
雨かな
砂漠に雨は 降るかな

君はいるかな
僕の傍に
君は・・・



ならいいや

それだけでいいや
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by hiromiwithk | 2007-07-13 21:19 | 詩 うた

『在』

あなたが息をしている
あなたが何かを見ている
あなたがそこにいて
あなたがうなづいてる


「奇跡はおこるの?」と尋ねるこどもたちに
わたしはこたえるだろう
「あなたが ここにいること」


砂漠の砂を全部あつめて
そこに海を開くような

届かないゆめの ことではなく

あなたがそこに いること


そこに生命が在ること



【歌詞の構想:1】
【仮タイトル:在】
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by hiromiwithk | 2007-07-02 00:49 | 詩 うた

ヒトヨカギリノ

一夜限りの夜の街には
思い思いの人波が流れる
あるひとは流行りの歌を歌っては笑い
あるひとはおさけを飲んで
あるふたりはしずかな小路にかくれて愛をささやき
あるひとは煙草をふかしながら夜空を見上げる


そしてあるひとりは
誰にも見えない公衆トイレの影に身を隠し
四角くひかるちいさな窓にしがみついて
ただ朝を待つ


それはきっとわたしで
もしかしたらアナタで
もしかしたら、まだ出会ったこともない誰か


あなたの傷を わたしにください
そんなもの
わたしがきっとマヨネーズをつけて
食べてあげる

わたしの傷をあなたにあげる
お鍋で茹でて
少しのお塩で召し上がれ


そしてあなたの喜びが
いつかわたしにとどいたら
わたしはそれをキラキラかがやく素敵な首飾りに変えて

世界で一番高い場所に立ってよろこびのうたを うたおう



あなたの傷をわたしにください
そんなもの
わたしがきっとマヨネーズをつけて
きっと

ひとつ残らず食べてあげる



だからもう
何も怖がらないでオヤスミ


夜が明けたら

一緒にかえろう
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by hiromiwithk | 2007-06-18 02:31 | 詩 うた

一番おおきなおくりもの

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それは
得体の知れない
だけどかぎりなくやさしい
まるでかみさまみたいな

まるでかみさまみたいな、愛 でした
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by hiromiwithk | 2007-06-18 01:53 | 詩 うた

波紋

ぼくのなみだはこころに溜まり
暗くちいさな湖に落ちる
静かに
小さな波紋だけを広げて

誰にも言わない
誰にも言えない


願わくば湖の底をゆらゆら歩く小さな亀の親子が
ふふふと笑ってぼくの波紋を見上げてくれるといい

太陽を求めて水面の近くを泳ぐ小さなさかなの背中を

ぼくの波紋が優しくなでてくれればいい


誰にも言わない
誰にも言えない

そしてきっと誰もが

それぞれの湖に静かになみだを落としている


その
小さな波紋
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by hiromiwithk | 2007-06-18 01:45 | 詩 うた

26時


蛍光灯のひかりの下で
育たないいのちを育てる

今は真夜中 26時


暁の光なんて
どこにもないや

僕は低くつぶやいて見えない空を見上げる
夢を見ることもできないで



昔の人が言った

「見えないものは永遠に続く」

この目に見えるものはいつか 終わっても



暁の光なんて
どこにもないや

そうつぶやきながら本当は探してる

今は見えない

暁の光を



蛍光灯のひかりを消して
この部屋から出る時を
本当はずっと
待っている
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by hiromiwithk | 2007-06-16 02:31 | 詩 うた

うたえばいいさ                             とおくきこえる                             あまおとのように
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